(写真1)
(写真2)
(写真3)
● 作り方
グルメ・リフターのメーカーである(株)ハルモニア社長宮原氏が手配して下さった福岡県柳川の川魚問屋江口商店のうなぎ白焼きと蒲焼きが届いた。宮原氏はここの顧問をされている事から事前に色々話しを伺って、大変楽しみにしていた鰻である。江口さんは、仕入れるうなぎは必ずアポなしで池を見に行き餌や水質、薬剤使用の有無など事細かにチェックするという。また「たてこみ」と言って、仕入れたうなぎを桶に入れ、その桶を高く積み上げて上から真水を何日も掛けて泥臭みを抜くらしい。勿論馬目樫の備長炭を使って焼き上げるものである。話に聞いていたものの、箱を開けた途端驚いた。黒いのだ。特に白焼きは普段見慣れた白焼きとは全く別物のようだ。江口さんは生で50cmあるうなぎが30cm程になるまで焼き込むそうだから白焼きであっても黒くなってしまう。でも苦くなぁい?

早速炭火で温めてみる。写真1・2の右が白焼き、左が蒲焼きである。特に皮の方を見ていたただければ焼き加減がよくお分かりいただけるだろう。写真3はアップにした白焼き。

先ずは蒲焼き。うな丼にして食べてみた。う~ん。身は締まっているが決して固いのではない。よけいな脂は全くなく、うなぎにありがちな泥臭さはない。しかしタレが甘すぎるのにはまいった。概して九州や山陰の醤油には砂糖や甘味料が使われている事が多い。また東北では新式醤油が主流だから、出張の時は必ずマイ醤油・マイたまりを持参している。特に南九州の醤油でさしみを食べるのは、すき焼きの割り下でさしみを食べるに等しい。(大げさ?) タレの味は調整して貰う必要がある。

白焼きはハルモニアの宮原さん推薦の方法で食べてみた。即ち、焙った白焼きを5mm幅に細かく切って倉敷食工房の塩ポン酢をかけてみたのだ。これははっきり言ってハマる味です。白焼きの繊細な味が非常に生かされ、全くくどさがない。本気になれば3本位は喰えるなと思えた程でした。