バーニャ・カウダとはイタリアでもフランスに近いピエモンテ料理の代表的なもので、「BAGNA CAODA」 と綴るが同地の方言らしい。「バーニャ」とはオリーブオイルのソース、「カウダ」とは熱いという意味。名前のとおり、オイルフォンデュのようにソースを温めてパンや野菜を浸してみんなで食べる冬の料理だ。

ニンニクを煮てやわらかくして潰し、アンチョビを刻み裏ごししてオリーブオイルに溶かしたソースをなので濃い~味! パンには極少量で事足りるので上に野菜等を載っけて食べるのがお勧めである。ピエモンテの人々は自家製でソースを作る(ピエモンテには海がないのに何故かアンチョビが名物だそうだ。山梨の「煮あわび」みたいなもんか)というが、とっても面倒ちいらしいので一般的にはイタリアでも市販品を多く用いる。

イタリアンが大好きな日本でもこれまで多くは瓶詰めで販売されてはいたが、とても高価でバーニャ・カウダがメジャーになれなかった一因をなしていると思う。モンテ物産から価格もお手軽なものが出たので、バーニャ・カウダ入門編としてどうぞ?本来は上下二段で蝋燭の火でソースを温める陶製器を使うのだがレトルトパウチなのでそのまま湯煎すればよい。

今回の試食は、数種類のパンと茹でたキャベツ・ブッコロリとその茎・人参・アスパラガス、生のセロリとトマトを用意した。パンに合うのは当たり前だけど、野菜が美味しく戴けるのが素晴らしい! 特にセロリとの相性は古今無双の美味しさだった。