きっかけは行きつけの台湾家庭料理店「青葉」に食事に行ったとき台湾の話が出て、もうじき百円均一で買った500円玉貯金の缶が一杯になるってことを思い出した。缶の表示では500円玉ばかりだと満タンで30万円になるという。青葉のおばちゃんによると、それだけあれば交通費・宿泊費を差し引いても豪華絢爛夢のような旅行が出来るという。

4月6日AM10:00発の日本アジア航空211便で関空出発。自宅を出るのが早かったから機内で出されたワインで眠くなり、気が付けば松山空港に着いていた。ちなみに機内食は魚をチョイス。あまりの不味さに一口しか食べられず。どういう工夫であんなに不味く調理出来るんだろうと少し考えてしまう。

入国手続きを済ませ出ていくと現地ガイドが待っていた。ホテルのチェックインにはまだ時間があるからとお約束のお茶&工芸品屋に連れて行かれる。レートが安く両替出来るとのことで台湾元を手にするが何も買わない。あちこちにお茶の試飲が出来るテーブルがあって、お姉さんが各種お茶を試飲させてくれるが感激・感動は全くない。だってもっと凄いの飲んでいるもんね。写真をパチパチ撮っていたら、栃木から来たという若い女の子から「カメラマンなんですか?」って聞かれ、「そうです!」って答える。ちょっといい気分。お茶はショボイが工芸品はなかなかいいものがあった。象牙を加工した蟹は甲羅の毛など非常に細かく細工されており、足の関節が動くように作られていた。黒けりゃタランチュラみたい。

台湾行きの日程は早くから決めたがメンバーが決まらない内にどんどん日にちが過ぎて行き、当初予定していたアンバサターホテルの予約がとれず圓山大飯店に変更となった。 事前に調べてはいたが、以前には国家の迎賓用として使われていたほど豪華、というか「ここまでするか?」な建物であった。ネタがありすぎて面倒なのでホテルのHPをご覧下さい。http://www.grand-hotel.org/newsite/html/c/cindex.htm

ホテルのチェックインを終えた後は終日フリー。旅行の前日、長年使ってきたスーツケースに荷造りをしていると、なぜかダイアル式のロックが回らなくなってしまった。どうしても言うことを聞かず、とうとう嫌がるのを無理矢理力ずくで…。壊れちゃった。
というわけで台湾の「はじめてのお買い物」はRIMOWAのケース。嘘の様に軽くて満足でした。http://www.taipeinavi.com/shop/shop.php?id=177 この店のすぐ近くには三越があってさっそく食品売場をチェックしたけど、殆どの商品が日本製でそれもすこぶるショポイ。なんだか地方の○○銀座にあるデパート風店舗みたいだった。

台北で一番行って見たかったのが清朝末期から始まる台湾一の漢方・海産農産乾物・布などの問屋街「迪化街」なのだ。タクシーから降りた途端に漢方薬店の中に落ちてしまったかと思うほどの例の臭いにクラクラっとしそうになる。時はすでにもう夕暮れ。雨上がりの迪化街はクラシック、アンティーク、レトロ、ぼろ…何と言っても良いのだが実に風情があり、これでもかこれでもかと半分はわけわからん商品が文字通り山積みなのである。いいね。いいね。

干し海鼠専門店あり、ふかひれ専門店あり、タツノオトシゴ、鹿の角、冬虫夏草、朝鮮人参、その他各種花や枝の乾物あり。愛玉子は東京にも専門店があるゼリーの様な食べ物だが、原料はハリネズミを身ぐるみ剥いだようなとげとげ木の実の皮なのだ。何もかも買って帰りたがったが、おっきな干しエビ(このまま食べても旨い)・干しムール貝・鮫の皮・干しキヌガサ茸・プーアル茶・各種中華ソーセージをGet。残念なのは、はしゃぎすぎて豚のアキレス腱と干し牡蠣を買うのを忘れちゃったことである。当初言葉の心配をしていたのだが、日本人観光客向けの免税店や土産物屋は全く問題はない。だけどマイナーな商店や屋台では英語は勿論フランス語・ドイツ語・スペイン語・イタリア語・ポーランド語も全くだめ(だと思う)。ひたすら日本語でしゃべっていたら円転滑脱とは言えないもののなんとかなって度胸ついたなぁ。