と言っても、毎日焼酎を4合飲むのをやめ、休みの日に朝からビールを飲むのをやめたのであって、一緒に飲んで楽しい性格の方々、多少性格が悪くとも綺麗・可愛い・セクシーなおねぇちゃんと痛飲するのまで止めたわけではない。

私は今、数年おきにやってくる「読書モード」に入っており、だいたい一日一冊のペースで読破している。そんな場合、酒を飲みながら読書をすると寝てしまい、どこまで読んだのかわからなくなり、覚えているページまで後戻りすることとなり実に不都合なのだ。

私の本好きはまだ幼稚園児だった頃、散髪に行かされると順番を後の人に次々と譲り、置かれていた雑誌等をすべて読破したり、本屋で数時間の立ち読みをして、その都度捜索隊が結成された。トイレに本を持ち込み長糞をして顰蹙を買い、ふとんに懐中電灯を持ち込むのはお約束であった。

私は良家のおぼっちゃまであったので親の躾は厳しく、本を跨いだだけで叱られた。五右衛門風呂の半円形蓋の片方に本を乗せ読んでいたのがばれた時は大変だった。

インターネットは便利なもので、ネットショッピングなる悪癖を覚えたばかりに「読書モード」に入る間隔がえらく狭くなっているような気がする。まして古本や新古本が1円とか数十円とかうそのような値段で買えるとなると本の読み過ぎで死んでしまいそうな気がしてしまう。毎朝行く郵便局や銀行で待たされないと腹が立つ。支店長が話しに寄ってくると殺意をいだく。自分が死ぬか、誰かを殺してしまうのでないかと、何故か恐ろしい今日この頃である。
(写真は昨年12月半ばから2月10日まで読んだ本)