たかが三泊四日の旅行で、どこまで引っ張るんじゃ! とのお声もありますが、激励のお言葉と受け止めつつ、いよいよ今回最後の晩餐とあいなりました。

台北市敦化南路一段324號の驥園川菜餐廳は「砂鍋土鶏」で有名な四川料理店
   
砂鍋とは土鍋の事で、「砂鍋土鶏」は地鶏を丸まる3羽と豚足、干し貝柱、金華ハム等を12時間かけて煮込んだ料理だ。店の入り口にはづらりと土鍋が並ぶ。
  
まだ沸騰している「砂鍋土鶏」
  
お姉さんが取り分けてくれて、フウフウ熱々を口に運ぶと、非常に濃厚なスープ。とても塩だけで味付けしているとは思えない程甘みとコクがある。鶏に豚足だもの、コラーゲンというかゼラチン質そのもの。当然、鶏や干し貝柱は柔らかく、しかも弾力があり旨い! これには完熟赤山椒が鶏の獣臭さを消して実に良く合うんだな、これが。
  

しかし、素晴らしいボリュームで、いくら喰っても喰ってもスープは減らない。周りを見渡せば、残ったスープを当たり前にテイクアウトしているではないか。家庭に持ち帰り麺やご飯を入れて食べるそうな。私も真剣に考えたが、さすがに飛行機に持ち込むのは躊躇われ諦める。

四川料理と言えば麻婆豆腐。当然完熟赤山椒の出番だ 。
  
この香りの良さには、係のお姉さんもたまげていた。私は砂鍋と麻婆豆腐で既に満腹になっていたが、無計画・無知無謀な料理の発注の結果、北京ダックが運ばれて来た。
  
皮のパリパリ感は一等賞! 水飴を溶かした調味料を掛けながら、遠火の強火でじっくり焼いたんだろうなぁ。デザートはとっても甘いスイカで打ち止め。立っても座っても横になったって苦しい程満腹なのが、幸せなのか不幸なのか分からない状態で店を出た。

翌日、関空から青葉のお母さんに密輸品を夕方持って行くと電話する。ついでにおかゆを作っておいてねと注文。台湾はこれで4回目。その度、帰った直後に青葉で台湾料理を食べに行く私ってアホなの?