大分の郷土料理に「りゅうきゅう」と言うものがある。
鯖を三枚におろし、糸造りにして醤油をかけて暫く置き、胡麻を振って白ご飯にかけて食べる。 幼稚園まで大分市で暮らしていたのだが、時々この「りゅうきゅう」が食卓に登った。
佐賀関で揚がった今で言う「関サバ」を使うのだからすこぶる贅沢なのだが、なにぶん家で鯖を調理するものだから小骨が時折付いてくる。だから当時は嫌いであった。

今日は中トロとカンパチのりゅうきゅうを作る。

刺身を糸切りにして、濃い口醤油・チョーコーの「京風むらさき」・黒酒・山葵で一時間程漬けておく。


「えっ!」と言う程いりごまを加える。
あったかいご飯にりゅうきゅうをのせ大葉とみずたがらしを乗せ、半分はそのまま食す。

そしてその半分はお茶漬けに。

実に簡単かつめっぽう旨い。