11月16日朝一番の新幹線で博多に向かう。家内が柳川で是非とも鰻を喰いたいとの事で、お世話になっているハルモニアの宮原社長に連絡し 、「うなぎの江口商店」に連れて行ってもらった。
http://www.heef.co.jp/ (株式会社ハルモニア HP)

この江口商店は実は鰻の問屋産で、うなぎにとことん拘っている。

Anguillaジャポニカのみを取り扱っている業者は多いが、このお方は鰻業界の他人を一切信用しない。鰻業界は嘘つきの集団だと認識し、鰻養殖の池にヘリコプターでアポ無しで訪れ、飼育状況等を調べたりする位の変人。鰻料理店をしているのではなく、白焼き、蒲焼き等を真空パックにして通販をしている。

うなぎを電気ショックで仮死状態にし、ほんの一匹十数秒で裂いてしまう。熟練の技を見せてもらいました。


約一時間かけて熾したウマベガシの備長炭を惜しげもなく広げる。これが遠赤外線・近赤外線を出して1200℃もの高熱を出す。素人はとても近くには寄れない。「プラスチックだとメガネが溶けるよ。」と言われ思わず飛び退く。

串などは打たず、4~5列に次々にリズミカルに焼いて行く。

香ばしい香りが充満し食欲をそそる。完璧に焼き上げると、50cmの生鰻が25cmまで縮む。

白焼きでも白くない。香ばしく弾力の有る抜群の口触り。何も付けずにそのままで旨い!旨い!
一人一本食べちゃった。

白焼きをタレに浸し、さらに炭火で焼いて蒲焼きに。立ちこめる芳しい香り。

さぞ旨いだろうと一本まるまるいただくが、私にとっては甘すぎた。九州の標準は私にとってはだめ。
九州、山陰、東北にはマイ醤油の持参は欠かせない。鹿児島で初めてざるそばを食べた時が忘れられない。
まるですき焼きの割り下でそばを食べたかの様にあまったるかったのだ。げっ。
そんなやこんなで、都合3匹もうなぎを喰ってしまった。


江口さんの工場を出て、柳川の川下りの船に乗る。船頭はこの路一週間の若輩者。おいおい大丈夫か?

すれ違う全ての船頭や土産物屋のおばちゃん達から新米船頭とちゃちをいれられ、乗っている私達まで赤面してしまった。

佐賀平野は起伏が少なくだだっ広い。京都に比べると空がでかく、高く感じた。

川下りの景観は素晴らしく、紅葉していればより綺麗だろう。

でも、約一年病気で歩けず、足や尻の筋肉が極端に落ちた私にとって船の板べりにじかに座る80分は地獄であった。

翌日は今回出張のメインイベント「佐賀市の地場産品・製品等アドバイス会」に出席する。
佐賀市の食品製造21社に対し、おこがましくもあ-でもないこ-でもないと好き勝手にいちゃもんをつけるだけの簡単なお仕事です。

結構良い商品が有り、何社かと取り引きがはじまりそう。
午後7時から懇親会が有り、玉葱農家のお兄さんと農業について語り合えたのが嬉しく、今回一番の収穫かも。
ちょっと熱くなりすぎたかな。