秋の連休最後の日、久しぶりに一休さんでおなじみの、臨済宗大徳寺派大本山大徳寺にふらふらとやって来た。
大徳寺は禅宗の寺だから桜や梅などのチャラチャラした木は少なく、基本的に松、樫、竹、杉など落ち着いた常緑の木が多い。そのような木の合間に少しずつ、時には大胆に赤く黄色く紅に紅葉する木が配されている。空間の全てが赤く、あるいは黄色く彩られる、所謂紅葉の名所より何よりこの時期の大徳寺が好きだ。








大徳寺の境内を西に進むと今宮神社の参道に出る。

今宮神社には、願掛けをする前に持ち上げ、願掛けをしたあとに再び持ち上げ、前より軽ければ願いがかない、重く感じればその願いは不埒なものとして神様に却下の判定が下されるという摩訶不思議な石が有る。
しかし実はその石は、神童として広く知られていた私が7歳、紫竹小学校2年生の時加茂川の河原にて拾い、今宮神社に放り投げてきた石で、いつの間にか神霊厳かな摩訶不思議な石として崇め奉られて来たものなのだ。(うそです。)

今宮神社の東の参道には、道を挟んで「一文字屋」と「かざりや」というあぶり餅屋がある。
どちらも平安の昔からあったそうで、京都の都市伝説では、両家は昔から仲が非情に悪く口もきかない敵どうしだと言われて来た。
でも本当の所はどうなんだろうね? 共通のパーキングとかあるし、味も変わらないし、もしかしたら共同出資のセントラルキッチンか何か有って、「こんどの休みBBQでもどう? 次はうちが肉だすわ!」なんて会話が有りそうな気がする。

あぶり餅に使われている串は、今宮神社に奉納されたもので、以前は洗って日当りの良い店先によく干していた。
そういえばその時の串は年期の入ったあめ色をしていたものだが、例の「使い回し」問題でこりゃまずいってことになったのかな?

また東に進むと新大宮商店街に出る。私は小学2年生まではこの界隈を遊び場にしており、当時夕方になると人で通りの向こうが見えないくらいの賑わいを呈していたものだが、当時の面影は既になく何となく寂しげな商店街になってしまった。
京都はまだまだ元気と言われている商店街は多いと言われているが、実情は寒い。

南に歩けば、冷麺で有名な「サカイ」があり、順番待ちの列が出来る程繁盛している。

今日のお昼は勿論冷麺。
以前はトッピングが種類・量とも豊富だったような気がしたが、今は焼豚・キュウリ・海苔だけ。

タレに自信があるからそれだけで十分との判断だそうだ。曰く「世界一の冷麺!」。以前は日本一!だった様な気が・・・。
っか、自分で言うか?