パートさんに「マダムJO」と呼ばれる、中国は南京から来ておられる方がおられる。先日、まかないに海老焼売を作り、マダムJOにも試食してもらった。感想は、これも美味しいが南京の焼売は餅米が入っていてとても美味しい。南京では出勤の途中、屋台で朝食に焼売等を食べるらしい。

マダムJOの日本語は、「たどたど」と「流暢」の間で、どちらかというと「たどたど」よりだから、常に一緒に仕事をしている仲間とは意志の疎通に事欠かないようだが、私にはもう一つわかりにくいこともある。

餅米入りの焼売は初めて聞いた料理だが、非常に旨そうなのでマダムJOに作り方を聞いたところ、豚肉の固まりがごろごろ入り、干しエビやタケノコや干し椎茸が入った、中華ちまきの様な中身を皮に包んだものらしい。早速作ってみる。

餅米を洗って水を切っておく。豚のバラ肉を1センチ角に切り、醤油・オイスターソース・ごま油などで下味を付け一晩寝かせる。戻しておいた干しエビ・干し椎茸・たけのこ水煮を刻み、餅米・豚肉と粘りが出るまでよく混ぜ合わせる。それを焼売の皮に包み、約20分蒸してできあがり。

マダムJOに試食してもらう。
「おいしいわ!どうやって作ったのですか?レシピ教えて下さい。」
「レシピ教えろって?!」
「私作ったことないです。これは日本の海苔巻きといっしょ。」
「海苔巻き?!」
「日本人は海苔巻き好きだけど、お寿司やさんで買います。南京の人焼売好きだけど自分で作りません。買って食べます。だから海苔巻きといっしょ。」

「マダムJO。せっかく日本に来たんだから、中華料理を覚えて帰ろうね!」