問題の解決には、先ず何が問題なのかを認識する必要があります。売上が上がらない、利益が出ない、と言っていてもその原因=問題点が分からねばどうしようも無いからです。しかし、人間は毎日同じ仕事や作業を繰り返していると、客観的に物事をみることが出来ないものです。それじゃ、一人で考えるのではなく大勢で考えようというのがブレーンストーミングです。ブレーンは頭脳、ストーミングは嵐という意味です。

ブレーンストーミングのルール
会議出席者は輪になって座り、議長と書記を決めます。それぞれが困っていること、他のメンバーがしている事への非難、お客様からの要望、何でも今自分達が不快感や問題視していることを短く(一口で)順番に話していきます。例えば「外から会社に電話をしても長く待たされるる」とか「◯◯さんはいつも帽子をかぶっていない。」とか「場内呼び出ししても連絡付かないことがある。」とか何でも良いのです。

人数にもよりますが、2~3回廻るまでは発言は義務です。前もってこんな会議をするから考えておくよう指示しておくと良いでしょう。必ず何か発言しなければなりません。その後は発言したい人だけがします。いつまでもだらだらと続けません。発言が少なくなった時点で、議長権限で中止します。

発言中はたとえ自分への非難であっても一切反論してはいけません。書記は発言内容を総て箇条書きにし、総てを読み上げます。そしてそれらが今抱えている問題点なのです。

それらの問題点を整理してまとめます。設備の問題なのか、手順の問題なのか、時間の問題なのか、労務の問題なのか・・・という風にです。またすぐに改善できる問題なのか、経費のかかる問題なのか。

そうしてすぐに改善出来るものから取りかかりましょう。難しいものでも一つ一つ具体化すると解決策は必ずあります。小さな事から、すぐに出来るものから解決させて下さい。
●「電話にすぐ出ないのはなぜか」→「誰かが取ると思っている」
「上手く対応出来ない」→「呼び出し音5回以上鳴れば誰かが取る様にする」「電話の対応の練習をする」
●「◯◯さんなぜ帽子をかぶらないの?」→「無くしてしまいました」→「すぐ買ってきましょう」
●「場内呼び出ししても連絡付かない原因は?」→「聞こえない場所がある」→「スピーカーを増やす」とこんな風です。みんなで考えると、チームワークも生まれます。お試し下さい。