次ぎに訪れたのは、熊本県松橋市の酪農家、古山さんです。25年前からジェムの指導で乳牛を育て来ました。水・わら・穀物飼料、牛が口にする物は総て電子チャージし、ジェム有機飼料を少しづつ使っています。

古山さんの所では、自宅と厩舎が隣接し、以前は牛糞の出すガスのため家族の健康がしばしば損なわれていました。特に古山さん自身が胃腸や十二指腸など内臓系の病気やぎっくり腰に悩んでいたそうです。最初は水を飲んで病気が治るものかと信じられませんでしたが、だまされてみるかと電子イオン水を導入しましたところ、快方に向かいました。たった2~3週間で、内臓疾患をかかえ、食欲が無かったのが先ず食欲が出てきたそうです。その頃鼻も蓄膿で厩舎の臭いも分からなかったのが、半年余りで臭いが戻ってきました。

そこで抗生物質などの薬品の使用をやめ、ジェムに切り替えてから、家族も牛も健康を取り戻したそうです。

乳房炎等の病気が減って生菌数や細胞数が極端に低いため、古山さんの生乳は熊本県で一番高く引き取られる牛乳です。牛が体力が衰えたり高齢になると、乳の中に古い細胞が多く残ります。細胞数は20万から30万が標準の生乳で、50万・60万のものもあるそうです。30万以上だとペナルティーを受けて買い取り価格が安くなります。古山さんのは10万。20万以下にはプラスアルファーがつくので買い取り価格が高くなるのです。また廃牛にして屠場に送ると、一般の牛の血はドス黒く粘度があるのに対して、古山さんの牛ははきれいな赤色でさらさらしていて、試験官を驚かせたそうです。ここの牛は穏やかないい顔をしています。

古山さんの牛乳を無殺菌で飲ませていただました。薬師庵の山下社長は牛乳を飲むと戻したり下痢をする乳糖不耐症なのですが、おそるおそる飲みました。乳脂肪が高いのにサラッとした飲み心地で、いい香りがします。乳脂肪が細かいのか飲み終わってもガラスのコップに牛乳がつきません。普通搾りたての牛乳は粘りがあるのにサラッとしていて、口の中や喉にねばねばしたものも残りません。大変美味しい牛乳でした。

その後ホテルをチェックインし、食事をしましたが、「山下さんお腹は大丈夫?」「あっ。わすれてたわ」

残念なことに古山さんの牛乳は他の酪農家の牛乳と一緒に製品化され、単一では市場に流通していません。


古山さん

牛さん