ぎっくり腰になった。
日曜日に小雨の中、レタス類を収穫した後の畝に、再びサニーレタスの苗を植えようと畑に行った。クワで畝立てして自分の受け持ちの畝に苗を次々植えていった。先週種をまいた福島の野生大根「あざき大根」が双葉を出し、回りの雑草を抜いて手入れをした。この大根はネットで見つけ送ってもらったものだが、大根おろしにすると非常に辛い。鷹峯の辛み大根や遠野の暮壺蕪も辛いが、もっと辛い。蕎麦にじつに良くあう大根で、畑のメンバーと分け合って食べ、残りを植えて置いたのだが良く活着し、花が咲き種を採ることが出来た。

高知の日曜市で買った「もちきび」も調子よく生育していた。枝豆も来週当たりは食べ頃かと、おもわず冷えたビールを思い浮かべ鼻歌などが出てしまう。ルンルンで一通り自分の仕事を終え、一息つくとサニーレタスの苗があまっているので、何も植えていないメンバーの畝にも植えてあげようと思いついた。前日「玉葱を収穫した後に何か植えたいのだが法事のため明日はいけない」とのメールが入っていたのを思い出したのだ。これがいけなかった。

雨が続いて土が重い上、つるつる滑って足場も悪い。それでも雨で低くなった畝を立てて行った。畝の南側四分の一くらいがどういうわけか雑草に被われていて、そこをやっつけようとクワを深く振り下ろしたのとゴム長が滑ったのが同時であった。

もうすでに四回もぎっくり腰をやっているベテランの私は「あっ。来る」と感じ一瞬力を抜いたが遅かった。泥のうえにへたり込みしばらく動けない。クワを杖にしてやっと立ち上がったが、雨降りなので他のメンバーは一人もおらず助けてくれる者とていない。

この畑は、道路からかなり下がった小川のほとりにある。従って車まで戻るのはかなりの勾配の坂を登って行かねばならない。意を決して登り始めたが、すぐに腰に力が入らずヘロヘロと崩れていく。仕方がないので回りを見渡し、誰も見ていないのを確かめて、這って登った。

水曜日から出社しているが、椅子に座っても立っていてもだるいし痛い。こんな状態なのにデリカの「鬼の肥田」は麻婆豆腐のレシピを起こせという。一度作って試食させると、以前の味と違う、もう一度作れと命じられた。魔性のおばさんは怖い。月末から鹿児島県甑島へ出張予定なのに、こんなんでいけるのだろうか?