マーガリンやショートニングは不飽和脂肪酸を多く含む大豆油やコーン油・なたね油などの植物性油に、触媒を使って水素を添加して作られます。

その結果マーガリンやショートニングには自然界には存在しないトランス型と呼ばれる、異常な炭素の二重結合を持つ飽和脂肪酸を多く含まれることとなります。

このように変化したトランス型脂肪酸は、人の細胞膜を構成している必須脂肪酸から酸素を奪ったり、取って代わったりします。

トランス型の脂肪酸が必須脂肪酸と入れ替わることは、細胞膜が狂った構造になり細胞の機能も狂ってしまい、癌化したり心臓や肝臓の障害を引き起こすと言われています。

また、トランス型の脂肪は代謝が悪く、肥満の原因ともなります。

印度での鉄道病院の医師による調査では、伝統的な牛の乳から作れるギーという液状バターを脂肪源とする地域の人々と、貧しくマーガリンを脂肪源とする地域の人々では心臓病にかかる割合は実に15倍との結果が出ました。

水素添加されたマーガリンの脂肪分子を電子顕微鏡で見るとプラスチックそっくりで、化学者の中には水素点添加することを「プラスチック化する」と言う人もあります。

どんなに長くマーガリンやショートニングを室温で放置しても、ネズミもかじらず虫もわきません。またカビ等の微生物も発生しません。彼らはこれらが食品では無いことを知っているからです。

アメリカの死亡原因のトップは心臓病ですが、これはトランス型の脂肪の過剰摂取が原因だろうと言われています。

ショートニングは調理に使うと、フライや天麩羅などの揚げ物がカラッと揚がり食感が良くなります。またパンなどはパリッと仕上がるため大変良く使われます。ファーストフードやスーパーのお総菜はほぼ間違いなくショートニングを使用しています。

脂肪は三代栄養素の一つで命と健康にとても大事なものです。どうぞ自然に存在する油脂を選んで食事をお楽しみ下さい。

より詳しく知りたい方は中央アート出版 J フィネガン著「危険な油が病気をおこしている」をお読み下さい。